秋元康 阿久悠 超え！ 驚異の売上6900万枚 作詞家歴代1位に！

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作詞家の秋元康氏が阿久悠を超えて作詞家売上歴代1位になった！

故・阿久悠さんの6831.9万枚を売上に対して秋元康氏は6859．1万枚に達し、
作詞家売り上げ歴代1位になったことが2013年2月28日、オリコンで発表された。



秋元氏といえば、今や知らない人はいないであろう
「AKBプロデューサー」というイメージが強いですが、
これまでも「川の流れのように」「クリスマスキャロルの頃には」なども
秋元氏が作詞。

その中でも最多売上はAKB48の26枚目のシングル
「真夏のSounds good !」（12年5月発売）の182.2万枚で、
総売り上げのうち約3割にあたる1998.7万枚をAKB48が占めている。

他にも映画の企画や小説の執筆など、マルチナ才能にあふれた秋元氏である。

秋元氏は今回の記録について、「ありがとうございます。
売り上げで1位になっても、まだまだ、諸先輩の足元にも及びませんが、
ひとつの励みとして、これからも精進したいと思います」とコメントした。


秋元氏のキャリアはこう始まる。
まず高校在学中にアルバイトで放送作家をはじめ、
1981年10月にTHE ALFEEの「言葉にしたくない天気」
で作詞家デビュー。

以降、故・美空ひばりさんの「川の流れのように」（89年1月発売）や、
小泉今日子さんの「なんてったってアイドル」（85年11月発売）、
とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」（92年1月発売）、
稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」（92年10月発売）、

など、彼が作詞すればヒット！というほどのヒット曲を世に出してきた。

2005年にAKB48を立ち上げてからは、
姉妹グループのSKE48、NMB48などのほとんどのシングルを作詞。

13年2月11日にBSプレミアムで放送されたドキュメンタリー番組
「密着！秋元康2160時間～エンターテインメントは眠らない～」で
秋元氏はこう語る。

「自分はプロなんだなってなったのは、やっぱり美空ひばりさんの詞を
書いたことが1番ですかね。
日本を代表する歌姫が秋元さんの歌をってことで歌ってくださったわけだから、
そうするとこれはやっぱりプロなんだなと。だから僕はいまだに作詞家を肩書きにしてる」

美空ひばりさんから秋元さんの歌を、と抜擢されたわけですから
すごいですよね！

やっぱり才能のある人というのはすごい！

今回、日本一の阿久悠氏を超えての堂々第一位でしたが、
彼の手掛けた作品はこちら

「また逢う日まで」（尾崎紀世彦）、「北の宿から」（都はるみ）、
「勝手にしやがれ」（沢田研二）、「UFO」（ピンク・レディー）、
「雨の慕情」（八代亜紀）など

秋元氏が取ったレコード大賞受賞曲はAKBの「フライングゲット」「真夏のSounds good !」
のみだが、さすがは阿久悠氏、彼は数多くの賞を受賞している。


にしても秋元氏のマーケティング力というか、
先見の明というかはすごい！

時代を読み、何が今後ヒットするか、
まるで彼が聴衆をリードするかのように次々に彼の手掛けた物を
ヒットさせていく。

だって「川の流れのように」の美空ひばりさんから
今はAKB48といった全く部類の違うものを手掛けるわけですよ！

この柔軟性も本当に素晴らしい！

いやーこれが「天賦の才」という
ものなのでしょうね。

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